SAP人事コンサルティングに特化した株式会社オデッセイ
  • HOME
  • CONTACT
  • SITEMAP
  • ISO27001
SAP人事コンサルティングに特化した株式会社オデッセイ
会社情報

霞が関ビル紹介

弊社のオフィスは霞が関ビルの17Fにあり、眼下には外堀通りが新橋駅にむかって真直ぐに通っており、その先には汐留の高層ビル群や右手には東京タワーが見えます。

ご存じの通り、この霞が関ビルは我国で最初に建築された超高層ビルであり、地上36F、地下3F、竣工1968年。築後47年が経っても、少しも古さを感じさせることなく現在でも我国を代表するビルディングです。しかも、この霞が関ビル界隈は官民一体となった再開発を2005年よりすすめており、すでに合同庁舎の超高層ビルが2棟建設中であり、外観は殆ど出来あがっている感じですので、2008年に完成した際には六本木ヒルズや東京ミッドタウンと異なる雰囲気を持ったオフィス街が誕生することになります。そこで、この機会に私達社員一同が自慢としているオフィスや霞が関ビルディングについて数回に亘り、ご紹介したいと思います。

霞が関ビルディング建設のポリシー

ka_img_01

1968年6月 霞が関ビルディング竣工に際し、三井不動産株式会社は「霞が関ビルディング」と題した68頁からなる竣工パンフレットを作成しました。
その冒頭に社長の江戸英雄氏は「過密首都東京の再開発の見地から、時代の要請に沿った土地利用をはかるべく、研究を重ねた結果超高層ビルの建設を決意するに至った。しかし、何分我国の最初の企画であり、法制上の問題もありましたが官界、学界をはじめ各方面のご指導のもとに調査、実験を重ね、また設計者、施工者、材料、機器メーカー等の方々から利害を超越した惜しみないご協力を得て、幾多の新機軸を拓きながら、逐次解決をみるにいたったのであります」と述べられております。
又、この江戸社長のことばに続いて、副社長であり、霞が関ビル建設委員会会長の氷室捷爾氏は「“山林に自由存す”とすれば広場には人間性がある。はなはだしく人間疎外的な大都市の一般市民に開放された広場は人間回復の場として、珠玉の存在である」との名文から始まり、「建物の地上部分は建坪も比較的小さく、その位置も敷地の片隅に納め、その上許された範囲の容積を得るため階層を幾重にも積み重ねる― いわゆる“超高層”ビルの建設に踏み切ったのである。これはなにも奇を衒ってのことでなく、より価値多き広場をつくる目的のための決断であった。かくして、超高層ビルはいわば目的ではなく、手段であった。

大都市における人間性の回復―これが、霞が関ビル建設委員会のわれわれが企画を進める上においての、また、われわれ一同が期せずして一致したところの基本的モティーフであった」そして最後に「この1世紀は、物質文明の飛躍的発達によって、人間疎外的な傾向を強めてきたのに対し、つぎにきたるべき世紀は人間性回復の方向に進めたいものであるか、霞が関でのわれわれのこの仕事が、いくらかでも、それに関連を持ち得るならば、われわれ一同、望外の歓びとするところである」と結ばれております。紙面の関係で両氏の全文を載せることが出来ず、勝手に割愛させて頂き、誠に申し訳なく存じております。
「会社の利益を優先することなく、社会にとってどうあるべきかを考え、その結果として、超高層ビルの建設を決定され、このポリシーに賛同した多くの企業が損得抜きで結集し、我国の建築技術の粋を集めて完成した」と云う両氏の文章を拝見し、私はこれこそ「経営とは何か」「人生とは何か」の教訓であると心より感銘致しました。
今から約40年以前にこのようなポリシーの下に建築された霞が関ビルに本社があることを私は大変誇りに感じております。 (代表取締役会長 秋葉 忠夫)

参考文献/「霞が関ビルディング」発行:三井不動産株式会社

goto_pagetop